情緒不安定で悩んでませんか?症状別精神状態を安定させる漢方のご紹介

情緒不安定とは

情緒不安定で悩む人は多いのでないでしょうか?

長期間のストレスに疲労などが加わると、自律神経の働きを乱してしまい、情緒不安定になります。

自律神経の乱れは、さらに身体へもさまざまな症状をもたらします。

漢方では「肝(かん)」が、精神状態を安定させるものとされています。

春は肝が高ぶりやすい季節であり、精神的に不安定になる人が多い傾向にあります。

また、肝はストレスに影響されやすく、気分が落ち着かず、体調も優れなくなります。

そして、他の臓器にも影響を与えるとされています。

 

イライラしがちで落ち込みやすい人

イライラして怒りっぽくなりやすいタイプの人は、肝の機能が低下し、心身が緊張状態にあります

身体症状としては、肩こりや頭痛、目の充血や、月経不順が起こりやすくなります。

このような人は、気分を和らげるため、アロマオイルや、ハーブティーなどを活用しましょう。

また、深呼吸ストレッチなどで身体を伸ばすことも効果的

よく使用される漢方薬の例は、加味逍遥散(かみしょうようさん)です。

ホルモンのバランスを整えてくれます。

不安になりやすく感情の起伏が激しい人

肝の乱れが進行した場合が多く、いろいろな思いが巡り、不安な気持ちになりやすくなります。

そして緊張もしやすく、心臓がドキドキしやすい傾向にあります。

このような人は、気分転換とともに、悩みや不安を外に出すことも意識しましょう。

食事としては、赤身肉ニンジンなどの赤い食材緑茶ゴーヤなどの苦みのある食材が体質改善の助けになります。

よく使われる漢方薬の例としては、桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)です。

 

悩みのせいでヤル気がおこらない人

ため息が多く、食欲低下、胃腸の調子も乱れ気味なタイプの人です。

栄養を消化吸収する『脾(ひ)』の機能が低下ぎみで、エネルギーが足りないため、気持ちも落ち込み、マイナス思考になりがちです。

この状態は、疲れが原因となるほか、ストレスで肝が高ぶり過ぎている恐れがあります。

大切なことは休養で、身も心もしっかりと休ませましょう。

そして、消化吸収のよいものを食べることを心がけます。

よく使用される漢方薬は加味帰脾湯(かみきひとう)などです。

胃腸を丈夫にし、気持ちを安定させて、寝つきをよくしてくれます。

食材で自律神経と内臓の働きを整える

気持ちを安定させるのに大事なことは、自律神経の働きを整えること。

そのためには、胃腸の働きを整えて、バランスの良い食事が大切です。

スナック菓子は、「脾」に負担をかけてしまうので食べ過ぎないように。

精神を安定させる食材

ゆり根・なつめ・シナモン・春菊・小松菜・セロリ・しじみ・ジャスミンティー

ストレス解消には酸味と甘み

蜂蜜レモンなどの柑橘による酸味は、「肝」を助けてくれます。蜂蜜の甘みは、緊張を緩める作用があります。

 

 

心身の状態を安定させるツボ:内関(ないかん)

内関は、両手首のシワから指3本分ほどひじ側の、2本の筋の間にあります。

不安定になっている心身を落ち着かせ、胃腸の働きも助けてくれます。

指圧するときは、やや強めに10秒ほどを10回。両手に行います。

自律神経の働きを意識しよう

自律神経の乱れは本人が一番気づきやすいはず。

心の疲れや不調に気づいてあげましょう。