
年齢のせいだと思っていたけれど、実は尿漏れは病気のせいだった
私が子宮腺筋症を患って3年近く悩んだ後、思い切って子宮全摘出手術をしてから、子宮を失ってから得たもの。
40歳に差し掛かる頃、お恥ずかしながら、走ったり飛んだりくしゃみをした時に、チョビ漏れがありました。
CMなどでも、中年の女性の尿漏れは、パンティーライナーなどがあり何となくは知っていたし、私もそんな年齢に差し掛かっているのだなぁっとしか思っていませんでした。
20代からパンティーライナーは使っていたし、チョビ漏れがあれば交換するくらいで、そういう習慣があったので特に気に止めてなかったです。
運動不足でお腹やお尻の筋肉が衰えが原因だとか、膣の運動不足だとかで、色んな原因があって、トータル的に「あー運動しなきゃな」としか思っていませんでした。
ダイエットを兼ねて、体幹を鍛えるためにトランポリンをしてみたり、スロージョギングをしてみたりして下半身の筋トレをやってみたり…しかし走ったり飛んだりするとやはりチョビ漏れ…というか チョビ漏れで済まない位出たりして集中出来ません。
これは相当運動不足なんだなぁと思っていました。
子宮全摘出手術をする時までは。
子宮腺筋症とは、簡単に言うと・・・
子宮内膜症は子宮にこぶが出来る病気ですが、子宮腺筋症とは、子宮そのものが、コブになる…子宮全体が大きくなってしまう病気なのです。
実は、大きくなった子宮が膀胱を圧迫し、ちょっとした動きで膀胱を押し尿漏れを促してしまうという私の場合の尿漏れは、実は運動不足ではなく子宮腺筋症が原因でした。
歳も歳だし、自他認める運動不足な生活を過ごしていたので、まさか病気が原因だとは思いもしませんでした。
尿漏れの原因は病気だった!子宮全摘出後、尿漏れは完全に無くなる
子宮や生理に関しても、 「老化だな」「歳のせいだな」と 思わずスルーしてしまうところですが、あんなに、チョビチョビと漏れていた尿漏れは、子宮全摘出手術が終わったと同時に、全く無くなりました。
もうほんとに、あれはなんだったんだと思うくらい跡形もなく、尿漏れは無くなりました。
年齢を重ねると共に【老化】を受け入れたり、子供がいれば日々の生活が忙しく、自分の体の事は二の次になってしまいがちですが、このように、慣れと思い込みの中に病期が潜んでいるということがあるのです。
私は定期健診のお陰で病気に気付くことが出来た
私は20代前半の時に、ホルモン異常の不正出血があり、そこから【子宮頸がん】で引っかかって、半年に1回は来てくださいと、定期的に、診察を進められていたので、病院に通っていて、子宮腺筋症という病気や子宮頸がんに気づくことが出来たし、病気を発見することが出来たけれど、もともと、生理が順調だったり、仕事が忙しいとか、病院になかなか行けないわ…なんて女性は、そこに気が回らないということがあると思います。
しかし、やはり女性の定期検診は 大事だなぁと思います。
特に、身内に婦人系の病気で手術をしたとか、亡くなった…とかいう方がいる方は、私のように年齢関係なく、子宮頸がん予備軍が見つかったり、静かに病気が進行している場合があるということを、頭に入れて置いて欲しいなと願います。
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