
香りも良くて癒される、アロマオイルの効果を解説
現在世に出回っているアロマオイルの種類は、実に数十種類以上。
その数は年々増えてきており、他のアロマオイルとブレンドすることにより、更に香りのレパートリーは増えていきます。
身近な存在であるアロマオイル、その効果や効能について解説していきましょう。
アロマの香りのメカニズム
香りは鼻で感じ取るもの、というイメージが多いようです。
確かに香りは鼻で感じ取ります。
仕組みとしては、空気中に微細な分子として飛び回っている香りを、鼻の付け根付近に存在している嗅粘膜の細胞がキャッチし、電気信号として大脳中心部の大脳辺縁系というところに伝えられます。
そして人は「香り」を感じ取るのです。
そこから更に脳下垂体等の脳全体に作用し、ホルモンや自律神経・免疫系に作用し、癒しの効果と睡眠の質の向上が得られます。
アロマオイルの様々な効果と効能
アロマオイルの効果・効能は様々。
香りによる癒しの効果は勿論、皮膚に直接塗布し、皮膚からその成分を吸収することによる内臓・鼻等の疾患の緩和・血行促進、時には医師が施す治療にまで利用され、アロマオイルはその活躍の場を広げています。
実際にいくつか例を挙げ、そのアロマオイルについての効果・効能を見ていきましょう。
ペパーミント
ハーブの一種であるペパーミントの香りのアロマオイルは、まさにすっきりとした目の冴える香りをしています。
少量を直接肌に塗布することにより、脚ならばむくみの改善、腹部なら胃腸の不調改善の効果が期待できます。
また、眠気覚ましにも効果絶大です。
ラベンダー
女性らしいラベンダーの香り。
中には好んで使用する男性もいるほどの人気のある香りです。
心身の鎮静作用があり、とても気持ちが落ち着きます。
また皮膚に塗布すれば抗炎症作用、消毒殺菌効果、免疫力アップが期待できます。
入浴の際にお風呂に数滴垂らすだけでも、その効果は得られそうですね。
ティートリー
日本語で「ヒノキ」の香りです。
イメージしづらい方は、ヒノキ風呂を想像してみてください。
殺菌効果が非常に高いことで有名であり、免疫力アップ・傷の消毒や化膿止めとして医療の現場でも使用されています。
アロマオイルを用いた治療を行う病院では、風邪を始め、インフルエンザの治療にティートリーをブレンドしたアロマを使用するとのことです。
アロマオイルを使用する際の注意
アロマオイルはほんの数滴でその効果を発揮します。
そのため、一度に多量の使用は行わないようにしてください。
身体が過剰に反応してしまい、身体がだるく重く感じてしまいます。
また、キャンドル等を用いて香りをお部屋に充満させるという楽しみ方もあります。
くれぐれも火の使用には充分気をつけるようにして下さい。
香りも良くて癒される、アロマオイルの効果を解説・まとめ
自分の好きな香りを使用するも良し、効果効能でアロマを選ぶも良し、その用途は無限にあります。
また2種類のアロマをブレンドし、それぞれのアロマの効果効能を1度に得られることも出来ます。
沢山の種類のアロマを試してみて、自分だけのお気に入りのアロマオイルを見つけてみましょう。