漢方で学ぶ!冷え性を改善する生活のポイントとツボ

漢方で学ぶ!冷え性を改善する生活のポイントとツボ

冷え性とは

冷房や、冬の寒さで身体の冷えに悩まされている人は増加傾向。

漢方では、冷えることは「気(き)」や「血(けつ)」の循環が悪く、万病のもととされています。

「気」は元気、やる気など、生きる力のもとになるエネルギーのこと。

「血」は西洋医学でいうところの血液のことで、酸素を運ぶほか、思考の源と考えられ心理的な安定にも関わるものです。

今回は冷え性を改善する生活のポイントと、ツボについてまとめます。



日常生活上の養生方法

入浴方法食品などを中心にまとめています。

主に下半身のほうが冷えやすい傾向にあるため、年間を通して頭寒足熱となるように工夫していきます。

 身体を温める食材を選ぶ

朝バナナは、冷え性の人にはあまりお勧めできません

体を温める食品:羊肉・鶏肉・にら・にんにく・ショウガ・黒糖など。

「血」を補うには、赤身肉やレバー、赤身の魚、黒豆、黒ゴマ、プルーン、レーズンなどがよいとされています。

身体を冷やす食品:トマト・きゅうり・なす・バナナ・すいか・白糖(ケーキなど要注意!)

朝の過ごし方

漢方では、身体を温めるエネルギーは朝の光からとり入れることができるとされています。

朝目覚めたら、朝日を浴びて、身体を動かし、温かい朝食を食べるようにします。



半身浴のポイント

シャワーだけで済まさず、足腰をしっかりと温めることを意識しましょう。

40度くらいの湯船に、20分程度ゆっくりと浸かります

お湯の高さはみぞおち付近になるようにし、肩は空気に触れるようにするのがポイント。

どうしても肩が寒い場合は、乾いたタオルをかけて保温します。

保温効果のある入浴剤や、リラックスできるアロマオイルを使用してもよいでしょう。

足湯のポイント

身体に負担をかけずに行うことができる足湯。

深めの洗面器に、44度くらいのやや熱めのお湯を入れて足を入れます。

ぬるくなったらポットからお湯を足せるようにします。読書をしながら、ゆっくりとした時間を楽しみましょう。



血行をよくするツボ

陽治(ようち)

「気」の力を高めてくれるツボです。

血行をよくして、ホルモンバランスを整える作用もあります。

胃腸の調子が悪い人にも良いとされています。

場所は、手の甲を反らせたときのシワの中央にあります。

反対の手の親指でマッサージするように指圧をします。一回6秒を10回ずつ繰り返しましょう。

腎愈(じんゆ)

下半身の冷えを改善します。

腰痛にも効果があり、全身の調子を整えてくれます。

場所は、背中のウエスト部分

脊柱から左右に指2本分の位置にあります。両手を腰にあて、親指で揉むようにします。

一回10秒を10回ほど行います。痛いときにはあまり強く押さないように。

冷え性は万病のもと

冷えは、月経不順、肩こり、頭痛などさまざまな病気と関連しています。

冷えにつながる生活習慣がないか振り返り、主に下半身の冷えを防ぐようにしましょう。